そこに住む多くの人が訪れ、居心地良く過ごす場所を
【そこに住む多くの人が訪れ、居心地良く過ごす場所を】
ミリカローデン那珂川は、那珂川市の複合文化施設。
図書館のリニューアルが完了し、設計された古森さんと一緒に再訪。
平日の夕方でも多くの小学生から高齢者が、ゆっくりと、同じ空間を共有している。
小学生が、「この場所大好き、最高です!ありがとうございました!」と設計した古森さんに言っていて、建てた側の想いが伝わっているのを感じた。
エントランスホールにはタリーズやスタバを入れる案もあったそうだが、那珂川ならではの場所のために、公募で地元のカフェが入っている。
ティーンズルームと言って、先述した福岡女子商業の生徒が自治をする場所もある。
その土地の特色や風土、住んでいる人のことを考えたコンセプト、想いを持って設計されているのがよくわかる。そこに住む多くの人が訪れ、居心地良く過ごす場所になっており、まちのリビングルームのようだった。
良いものを造り、残していくためには、まずどのようなものにしたいのかという強い想いを持った行政とその想いを受けとってプロポーザルで本気の勝負をする設計者の二人三脚が欠かせない。
古森さんからのお話や、実際の利用者の声を、北九州市で生かしていきたい。
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繋がり、そして継いでいく。