ふつうを 蹴り飛ばせ
視察で「福岡女子商業高校」へ。
「じゃあ君が校長をやればいい」と言われ、30歳で校長になった柴山翔太さん。
(詳しくはこちらへ→
https://www.sankei.com/article/20240405-VNUVPJSJJZIYZECTNDRNJRN7RE/
その異例の若き校長がイノベーションを巻き起こしている福岡女子商業高校に視察に伺いました。
学校に実際に伺うと、とにかく先生方の表情が良く、個性的!自分のやりたいことや目指すものがあり、エネルギーに溢れる先生が「挑戦者」の校長の元に集まってきていた。
学校スローガンは「挑戦を楽しめ!」。スローガンと実際の雰囲気(学校、生徒、先生)が一致している学校は初めてのような気がした。
生徒を子ども扱いしないところは、他の高校との違いを大きく感じました。生徒が自分で決めることを大事にしている。大人が誘導するようなこともしない。例えば、大雨の予報の際、翌日を休校にするかどうかを、全学級の代表を集めて話し合い、生徒たちが決めるといったこともやってみる。
柴山校長は、エージェンシーが求められていると言われていました。
エージェンシーとは「当事者として変革を巻き起こす人間」。
「これを変えて下さい」とお願いする生徒ではなく「これを変えていきたい」と言う生徒と「じゃあどうやって変えていこうか」と一緒に校長や教師も動いていく。
これからの時代は、
偏差値よりも、経験値。
最終学歴よりも、最新学習歴。
これから必要な、行動を起こす日本人、学び続ける日本人を育てていく学校だった。
もう一つ。柴山校長の話で印象的だったのが、「校長をやってみて、若いのに大変と言われるが、こんなに急速に変化している時代に60歳手前で校長をする方が大変。自分は若いから有利だ。」と言っていた。なるほど、と思った。教頭をして校長という順番が当たり前と思っていたが、公立学校でもこの当たり前を見直していく必要もあるのではないかと感じた。
生徒たちの熱量と、学校側の変化と結果の連続で、改革のパワーに満ちた福岡女子商業高校でした。
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繋がり、そして継いでいく。