jinto

じんと

サステナブル✖️アート✖️スタートアップ

「オランダへ視察に!」まとめ②
オランダは、古いものを生かして中をアップデートしている建物が多い。教会をホテルにして、元のイスを壁に貼り付けてアートとして活かしたり、巨大な旧造船所をアートとモノづくりの拠点にしたり、次に繋がる柔軟な発想とチャレンジ精神に驚嘆した。クリエティブな発想のもと、行政の後押しで、市民が自分たちの手でまちづくりをするボトムアップ型のプロジェクトが盛んに行われている。

また、道端には要らなくなった服を新しい服へと作り変えるための回収箱があったり、ペットボトルを減らすためのマイボトル用の給水スポットがあったり、駅に読まなくなった本を置いて誰でも貰っていい棚があったり、
これらのほとんどがサーキュラーエコノミーのスタートアップが始めたことだという。

そこでアムステルダム大学のスタートアップビレッジも訪問。使わなくなったコンテナを使って中をオシャレにリノベーションしているので安価につくることができる。学生限定で入居できて、多くの会社が入っている。志高い学生が集まり、実践できる場所。
例えば門司港の海岸沿いにこんな拠点があったら、若者が集まり、新しいものが生まれ活気付くのでは、と想像しながら中を見させてもらった。

空き家の活用やSDGs、今年度から更に力を入れるスタートアップ分野においても、他都市の取り組みを学ぶことで、北九州に活かせることも多くある。行動し、知識を深め、視座を高めることもしながら、今後も地元のこともしっかり見聞きして、柔軟に北九州市のよりよい発展を目指したい。