やっぱり人間は、「つながり」が大事。
最近思うこと。
やっぱり人間は、「つながり」が大事。
僕はおばあちゃんっ子だった。
僕を小さい頃から知っている人は、おばあちゃんは元気?とすぐ聞くくらい、自転車で地域を爆走する祖母は、僕の地元では少し有名だった。僕は、ばあちゃんの影響を大きく受けて育ったと思う。
「日本一!」が口癖で、「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という言葉は祖母がよく使っていた言葉で、そのマインドが体に染み付いている気がする笑。孫たちのことをお宝ちゃんと呼び、底抜けに明るい人だった。
最近敬老会やお話会でも、70代から90代の方にお会いしてお話をする機会が多く、そこでよく聞かれたのが、「つながり」だった。
こうやって集まれてやっぱり人との繋がりは大切ね、地域のつながりのために頑張ってほしい、そんな言葉を多くいただいた。
世代間のコミュニケーションの分断が進む現代だが、小さなコミュニティでは縦のつながりを感じやすく、そこでは互いの違いへの理解や尊敬の念も芽生えやすいように思う。一つの小さなコミュニティで完結していていいと思うし、地域密着型でさまざまな場所でコミュニティが存在していれば、家族という枠を少しだけ出て、助け合いができる。
「誰かに必要とされている」「何かの役に立っている」暮らしの中でそんなふうに感じることは、どの世代にも共通で、幸せや豊かさにつながるのではないか。
今ある社会課題は人とのつながりが希薄で起こるものが多い。つながりの中で多様な価値観を認め合い、寛容であれば、救われる人もいる。
30代40代の僕たちの世代は、若い人たちと高齢者をつなぐことのできる世代だとも感じている。どちらの感覚も少しずつ分かる。また、拡大家族だったり、地域で育ててもらった記憶がある世代でもある。この世代がどう動いていくかは、これからのまちづくりに影響を及ぼすと思う。
誰もが幸せに生きられる社会。それには自分がどう生きたいかを考える教育が必要だと思うのだが、教育だけでなく、「つながり」を感じやすいコミュニティをいかにして形成していくかを模索し取り組んでいかなければならない。
抽象的な表現ばかりでまとまらないが、そんなことを考えています。
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